2013年6月27日木曜日

Lektion 4 In der Bibliothek


・先週紹介しましたベルリンの観光スポットをご覧になりましたか?

・今回は作文についてひとこと。

「その自転車は誰のものですか?」
「それは彼のものです。」(変な日本語ですね。)

欲しい答は、

Wem gehört das Fahrrad?

Es gehört ihm.


(Wessen Fahrrad ist das? Es ist sein Fahrad. という答も確かに教科書のS. 14, 4-1を見れば書きたくなりますが、前回の授業では3格支配の動詞を学びましたので、"Wem ..."という答えかたを覚えてください。)

・この課題、教科書のどこを探しても手掛かりが得られなかったと書いておられる方がいましたが、どうして!黒板にしっかりgehören+3格の例文を書きました!他の単語はすべて教科書の練習問題(しかも前回授業で扱ったところ)にあります。

教科書に載っていない、手がかりが見つからないという前にノートを見るように。板書が読めないならば座席を前のほうに移動してください。

・他のクラスで3年生の学生さんから質問を受けましたのでこのコーナーでもお答えしておきます。

「発表をしたいので辞書をひいて調べるのだが、発音がわからないので発表できません。どうすればいいですか?」

シラバスにも書きました通り、私の授業では「音声」を非常に重視しています。だからいずれの文も必ず私が一度読んでからみなさんに朗読、発表してもらっています。

一年生ならばまだ教科書を復習すれば追いつけます。また、CDがついているのですからぜひとも参考にしてほしいです。あとひとつひとつ辞書をひけはよろしいです。(面倒だと言わずに!)

しかしこれが2年、3年となるともはや文章は長いし、複数の語を繋いだ合成語も出て来ますし、少々のことでは手に終えません。

長文でも辞書を丁寧にひいて読み方、意味をしっかり調べてください。

ただ、窮余の策として「だいたいの読み方」を学習するあまり正統的でない方法をあえてご紹介しますから、乱用しないように気をつけて使ってください。

自動翻訳サイトを使います。ただし、ドイツ語→日本語に翻訳してもほとんどまともな訳は出て来ません。言語的にあまりにも距離が遠いからです。使うならドイツ語→英語を使ってください。だいたい何が書いてあるかのイメージぐらいはつかめることが多いです。

さて、発音。

以下のサイト、Google Translateへどうぞ。

http://translate.google.com/

ここで発音のわからない文を左の空欄に入力し、右側の欄に「英語」を出すようにします。(日本語を指定すべからず!)

だいたいの訳がでてきます。それに加えて、Google Translateは「音読」をしてくれます。




図は画面の一部を切り取ったものです。

この図の右下にスピーカーのアイコンがあります。

これを押してください。全文を音読してくれます。

これは機械的に朗読するものなので必ずしも正確とは言えませんし、固有名詞などは読まれないこともあります。

しかし、全然読めないより少しでも読めるほうがマシですし、意味も本当は辞書を丁寧にひいて調べないといけませんが、だいたいの内容がわかれば(ただし英語で)予習の助けとなるかもしれません。

どうしても「読み方」がわからないなら、一度Google Translateに読ませてください。それから辞書をひいてさらに詳しく発音、意味を調べるように。

・第4課ではいよいよ前置詞登場です。すでに文法のクラスで前置詞を学びましたか?


2013年6月13日木曜日

ベルリン散策(オンラインバージョン)

長らく更新していなかったブログ、再び用いることにします。

ドイツ語の不規則動詞は完全に理解しましたか?


以下は教科書のS. 16-17の「ベルリンそぞろ歩き(1)の補足です。

とりあげられた場所のいくつかをさらに詳しく見ます。


・ブランデンブルク門(四季、歴史など32枚の写真)
http://www.berlin.de/tourismus/fotos/sehenswuerdigkeiten/1355320-1355138.gallery.html


・ホロコースト記念碑(正しくは「記念碑」ではなく、「警告碑」です。Mahnmahl)

冬の日や雨の暗い日に通るとたまらない想いがします。いえ、太陽が照っていて、どんなに明るい日でもこの石碑群は我々に強い「警告」を与えます。

http://www.berlin.de/tourismus/fotos/sehenswuerdigkeiten/1355251-1355138.gallery.html


・フリードリッヒ通(ベルリン中央を縦断する通りです。)

これは、表のにぎやかな側面だけ。

http://www.friedrichstrasse.de/



でも、このフリードリッヒ通にあるフリードリッヒ駅には悲しい東西分裂の歴史があります。
私にはこの陰鬱な写真がしっくり来ます。(個人的な想いにすぎませんが。)

http://www.panoramio.com/photo_explorer#view=photo&position=3858&with_photo_id=289022&order=date_desc&user=14449


・ジャンダルマンマルクト

美しい場所!ドイツとフランスのドームの間に華麗なコンサートホールが。私のお気に入りの場所です。

http://www.berlin.de/orte/sehenswuerdigkeiten/gendarmenmarkt/index.en.php


https://www.google.com/search?q=gendarmenmarkt&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=07-5Uaj8FsfzlAWH84DIAw&ved=0CEsQsAQ&biw=1680&bih=937



まだまだ続きます。お楽しみに。


2013年4月25日木曜日

ベルリンにバーチャル旅行しながらドイツ語を学びましょう。


受講生のみなさん、

アルファベットは完全に覚えましたか。

変母音や r, l の発音はできるようになりましたか。

今回より実際の文章を読み、聴き、話し、書く練習に入ります。

挨拶ができるようになったら、さっそく文章に入ります。

最初は慣れないドイツ語の音に戸惑うかもしれませんが、教科書付属のCDを何度も聴いて、音を聴いたらすぐドイツ語の文章を書き取れるまで練習してください。その際、大文字、小文字の区別、句読点の打ち方にまで細かく注意してください。

さっそく「学生食堂」での会話に入ります。

場所はベルリン、フンボルト大学です。

教科書のアルファベットのページの前にベルリンの地図がありますので、フンボルト大学の位置を確認してください。

「ミッテ」(中央)と呼ばれる政府官庁などの立ち並ぶ地域から出発します。


Internetサイトの紹介

ベルリン観光局
http://www.visitberlin.de/de


フンボルト大学のホームページ(英語で読むこともできます。)

http://www.hu-berlin.de/


ベルリンにある大学の学生食堂とカフェの案内。(写真やメニューを見てください。)

http://www.studentenwerk-berlin.de/mensen/mensen_cafeterien/index.html





2013年4月16日火曜日

オンライン教材、辞書などについて


I. 自習教材の紹介。

東京外国語大学のLanguage Modulesのひとつで、画像と音声つきの自習教材です。やや遅めのスピードで話されています。(実際の会話はこれよりかなり速いです。)

http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/de/dmod/index.html


サイバーメディアセンターにもいくつか web4u, Lern German などの学習用アプリケーションがありますが、こちらは学内のシステムにログインしないと使えません。


II. 辞書について

必ず辞書をご購入ください。電子辞書、従来の紙の辞書、いずれでも結構です。
独和は必須、できれば和独も用意してください。

なお、独英があれば大変便利です。

オンライン辞書もありますが必ずしも万能とは言えません。スマホやタブレット端末から使える辞書もあります。

授業中に辞書についても少しお話します。


III. 予習

まずはアルファベットの練習をして、教科書第1課の予習をしてください。教科書は1課から盛りだくさんなので驚かないように。

付属のCDを必ず聴いてみてください。


IV. 授業

文法事項は少しずつ順番に覚えます。一気に一覧表を暗記しようとしないように。

今回は「私は~する。」「あなたは~する。」のフォームのみ暗記してください。

この部分、前回練習した自己紹介文を使います。